コピーライターが気になる歌詞

我輩はコピーライターである。 出世作はまだない。
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斉藤和義 『彼女』
君に聞きたいことが 一つあるけどいいかい?
「今も彼女が好きだ…」
ねぇ、君はどう思う?







ひょんなことから、「斉藤和義の全詞を一度見てみよう!」ということになり、シコシコと協力もいただいて歌詞という歌詞を集めているところでございます。
それがいつか、どうにか、なるといいんですけどね。

さて、この「彼女」はPVを見てもわかるとおり、だいぶ初期の作品。
でもそんなには(曲に)古い感じがしないのは、斉藤和義ならではかと。
時代性に左右されない、普遍性によるものかと。

そこで冒頭の歌詞。
…これはどういうシチュエーションであるか、想像できますか?

そう!そうなんです。
「月に対して語っている」んですね。はい。

ところが!

私はずっと勘違いをしておりまして、下記のようなことだと思っていたのですよ・・・




…これはどういうシチュエーションであるか、想像できますか?
そう!そうなんです。恐ろしい男なんです。甲斐性なしなんです。

別れた彼女のことを引きずっている男が、女の人にに語っているのです。
しかも恐らくは、自分に好意をいだいているであろう女の人に向かって。

よくよくこんなことは聞けたもんじゃない。
「ねぇ、君はどう思う?」って!

つまりはこの歌詞にある「彼女」と「君」は両方女性なんですが、

「彼女」=本命    : …ただし別れてしまった
「君 」 =浮気相手 : …だと思われる

という状況があり、この歌詞は自問自答的に「君」に語りかけているわけです。

気付かなかった 彼女涙してたこと
君のようにやさしく照らしてあげてたら
まだ僕のそばに居たかなぁ



これを単純に「浮気相手に乗り上げすぎて、彼女をないがしろにした」とは読み解けないですよね。そして……




…恥ずかしい!

ものの見事な勘違いですね。
ちゃんと歌詞を読んだらわかるのに。
ちゃんと歌詞を読んだことがなかったからわからなかった。

…ということで、失意のまま、ここで筆をおきます。
ただこんな風に、勘違いしている歌詞が他にもあるかもしれない…
…ということで、斉藤和義の歌詞を全部読んでみようと集めているのです。









Comment
≪この記事へのコメント≫
青い空の下
「彼女」せっちゃんのデビュー当時の曲ですね。あの頃のせっちゃんは本当に純粋な人だと信じていました。
コンサートに行って良い意味で裏切られ益々「斎藤和義」に惹かれました。
ライブの盛り上がりも好きですが、じっくり歌詞をかみしめて聴くせっちゃんの曲は格別です。
2008/03/01(土) 11:35:52 | URL | がんも #Lk84Cx12[ 編集]
なるほどなぁ
「彼女」好きな曲です。
誤解とおっしゃるけれど、月を女性として読んでも決して不自然ではない気も。
実物の月に語りかけている状況よりも、そっちのほうがリアルっちゃリアル。
面白いですね。
2008/03/01(土) 16:54:10 | URL | suzukishika #erGhW.Bo[ 編集]
意外にも古い曲なのに、コメントをいただきましてありがとうございます。

こういう勘違いって本当にあります。
これはネタではなく、週末の実話。

「アラレちゃん」のエンディングテーマ。

♪ペンギン村から
 おはこんばんちわ

…この「おはこんばんちわ」って、
「おはよう」「こんばんわ」「こんにちわ」の組み合わせだったんですね…はい。

完全に、ペンギン村の「おはこん番地は」という住所だと。20年近く思っていました。

だから歌詞は疑問に思ったらちゃんと確認しようと思いました。


2008/03/03(月) 15:43:21 | URL | kku #Di5TU3Tw[ 編集]
「おはこん番地は」まったく同じ勘違いしていました。世代がバレますね。

せっちゃんがデビュー前に「三宅裕司の天下御免ね!」という番組で、
作詞家の麻生圭子さんに「すごく歌詞が良い」と絶賛されていました。
「せめてため息に夢がほしい」なんかタイトルから素敵だと・・・

長い髪を後ろに束ねてギターを弾くせっちゃんは既にオーラがあって
深夜にもかかわらず、テレビに釘付けになりました。
2008/03/04(火) 18:15:56 | URL | がんも #Lk84Cx12[ 編集]
デビュー前の番組とは…恐れ入りました。
15年以上前ですよね?
たまたま観たのなら、すごい出会いですね。
それ以来のファンの方だとしたらずっと先輩ですね。
今後とも色々とお教えください。

今日は、厚生年金会館にいきます。
初ライブ鑑賞。
楽しみです。
どれだけ下ネタを言うのかも。



2008/03/05(水) 11:55:22 | URL | kku #-[ 編集]
コピーライターが著作権を侵害してる
動画のっけてるほうがビックリだわ
頭どうなってるのよ
2008/09/24(水) 17:10:37 | URL | 歌詞ってより #-[ 編集]
著作権について
…そうなんですよね。
ブログをはじめた当初から実は気にしていた著作権について、せっかくなのでこの場を借りて一言。

このブログをはじめたときに、知り合いのIT企業の社長に、youtubeの動画を引用することや、歌詞をテキストとして掲載するにことの是非についての話を聞いたことがあって、あくまで彼の認識においてではありますが、
youtubeに著作権上問題のある動画をアップすることは違法だが、それを引用することについてはリンクを提示しているだけなので、グレーなところではあるものの問題ないだろうと。
彼が言うには、むしろ歌詞の引用の方が気になると。
ただ歌詞に関しては、評論という目的で、引用文と、それに対する文章との主従関係が「引用<文章」と成立しているので、問題ないと思ったりしています。

ただ、とある記事によれば、ブログに動画リンクを埋め込むことに対して、現実的にはほとんどありえないものの、法的に指摘をすることも可能だという見解もあり、またポルノ関係の内容についてはリンクすることも、ほう助に当たるとして、問題の対象となることもあるようです。

ただ…ここから私見も含めた私の考えなのですが、ネット社会における著作権の問題については、て現在は過渡期にあり、今後も変容し続けている、ということを前提にする必要がまずあります。

医療の世界における、クローン技術や遺伝子治療をめぐる問題と同じく、テクノロジーの進化に、法律が対応できていないといった事態は、様々な分野で起きています。
法律が制定された段階で、想定されていないテクノロジーによって新たな事態が生じた場合、それに対応して柔軟に法律を見直す必要がある。単純にテクノロジーと、法律の関係性だけではなく、その時代の世論であったり、常識であったり、社会的な側面も含めての議論が必要になる。
だから逆に、テクノロジーが、新たな法制定を導くこともあるわけです。
そしてそのテクノロジーが世の中に浸透する中で、前提とされる状況が変わり、それに応じた現実的で柔軟な判断が求められるようになります。

たとえば音楽業界において考えてみれば、youtubeにPVを無断で投稿されることのデメリットよりも、それをプロモーションの一環として利用することのメリットに重きをおくような動きがあったりします。
具体的には、スピッツなどの音楽著作権を管理するJRCとyoutubeの間で、著作権のある楽曲のPV放映や映像の投稿を可能とする包括契約を結び、youtubeが著作権者に対して利用料を払うという新しい仕組みが生まれたりもしています。

あと僕が思うには、youtubeの画質の低さが、担保している部分もあるのかなと。
単純に言うと、気になる曲があったとしたら、まずyoutubeで検索してPVを見つける。
その後に、気に入ったら、CDやオンラインで購入するという流れ。
youtubeの音質や画像の質だけで満足、という人も中にはいたり、今後それがスタンダードのレベルになっていく可能性もないとは言い切れないですが、一般的には満足のできるレベルではないので、そうした意味で、アーティストのセールスを妨げるものとしてではなく、逆に促すものとして、成立しうるとも考えられますし、それを利用した展開の方が現実的だし、有益でさえあるのかと。

音楽業界の人と話をしたとき、単純にCDを売って利益を得るという今までのフローでは維持できない状況にもなってきているので、新しく収益を得る仕組みに対応しないといけない、と前向きに考えはじめている部分もあるようです。
それが、アーティストの知的財産権をきちんと担保される方向に向かっていくことを期待しています。

「著作権」は、単純に著作権者の利益を保護ために存在すべきであって、尊厳であったり人格的なものについては「著作人格権」で対応すべきである、という議論もあるようです。
「著作権」の過大な権利主張が、さまざまなトラブルをうんでいることも実際にあるようですし。

もちろん無秩序に、著作権を侵害することは許されないことで、著作権者が収入を得られないという事態はあってはならないことですが、これからのWebの世界における引用などについては、現実的なメリット・デメリットも含めた上で、長期的なビジョンで考えていく必要があるのだと思います。

あと…つけたしですが、このブログの内容をよくよく読んでもらえれば、アーティストに対するリスペクトとより多くの人にすばらしい楽曲を知ってもらいたいという信念のもとに書かれていることがわかってもらえると思っているので、デメリットよりもむしろメリットを提供できている側面もあるのではないかと。むしろセールスに寄与する目的があったり、特別アフィリエイトで設けようとも考えていませんしね。
ひとまず、まとめてみるならば、youtubeという媒体そのものが、新しい著作権のカタチを提示することが求めれている中で、その結論の行く先を見据えながら、こうした問題がクリアされる未来を志向する一人として、今後もこのスタイルでやっていこうと思っています。


あと歌詞の引用についてもついでに。
もし、このブログを出版しよう!ということになったら、JASRACへの申請が必要だなぁと勝手に考えていましたが、ブログをWebメディアとして単純に媒体と考えてしまうことで生じる、現実との矛盾点があるんじゃないかと考えています。
たとえば、出版された本であれば、それを買うためにお金が必要なので、歌詞を載せた内容が収益を得ることにつながり、それは問題かと。たとえフリーペーパーだとしても、広告収入が発生するわけだから、それは同じく問題だと思うのです。
ただ、現実的に特にこのブログのように、アドワーズもアフィリエイトもリンクしていないようwebメディアにおいては、そうした収益を得ることはないわけで、そうした点では現実的に著作権のあるものを利用して収益をあげようとする意味で問題になることはないだろうと。
そもそも歌詞の一部を文字として掲載することに対しても、JASRACなどに利用料を支払うべきなのかどうかについても、疑問視する考えもあったりします。
ウェブの世界で言えば…たとえば、「うたマップ」などの大手サイトでは、歌詞をFLASHで管理することで、印刷できないようにしたり、テキストとして抜け出せなかったりしますが、果たしてこの時代において、それに何の意味があるのかと、私は個人的には思ってしまったりしています。
いろいろと事情を探ってみると、なにやらいろいろと言い分や権利の主張があるようですが、
現実的な問題として考えてみれば、テキストで見ようが、FLASHで見ようが、結局のところ、情報価値として等価だったりもするんじゃないかと。
たとえばブログはブラウザで見るのが前提で、出力してまで読むというのは通常考えにくいわけで、逆に無限に増殖し続けるwebメディアをすべて紙と同じやり方で管理しようとすることに無理があったりもしたり。
歌詞を読みたいときって?と考えると、多くの場合カラオケの時くらいだったりするわけで、モバイル版では携帯に表示できたりもするけど、結果的にテキスト化しないことで著作権を管理しようというのは…どうかなぁと思っています。
アメリカなどでは、歌詞を表示するサイトが当たり前にあったり、「印刷ボタン」がついていたりすると聴いたこともあります。

JASRACについて言及しはじめると…色々と問題が多い部分もあり、大変なことになってしまいそうのでやめておきますが、興味のある方は、ネットで調べてみたりしてください。

今や、「クリエイティブ・コモンズ」のように、作品が無限にコピーされうるウェブの世界において、単純に著作権を保護することに過剰に対応するのではなく、権利保護と利用促進をつなぐような新しいカタチの著作権も登場したりしています。そんな中で、クリエイターの知的財産権を保護しながらも、もっと自由に情報が流通できるような仕組みができることが求められているのかと。
著作権のそもそもの目的には、文化の継承と流通を促進していくことも、きっとあるはずですから。

…とまあ、よくわからないなりに、いろいろと思うところを書いていたら、相当長くなってしまいました。
そう、他にもいろいろと思うところもあるのですが、ひとまず。
ちなみにコピーには著作権はないんですよね。それがあってもいいんじゃないか、
という議論が30年前のTCC年鑑に載っていたことをふと思い出してみたりしました。
このブログがいずれ出版されたり…したらいいなぁと、ふと思ってみたりも、ついでにしました。

2008/09/26(金) 23:51:22 | URL | kiku #Di5TU3Tw[ 編集]
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