一生懸命やることさえも
汗水流して働くことも
馬鹿にされてしまう世の中だから
人は素直になれなくて
汗水流して働くことも
馬鹿にされてしまう世の中だから
人は素直になれなくて
このブログで工藤慎太郎を2回続けた…のには理由がある。
このシェフの映像を、去年の一時期に本当に繰り返し何度も見たためだ。
というのも、一時期やけにカラオケに行く機会があって、その時期やけに曲間にこの映像が流れたためだ。uga?だったかどうだったか。
この歌詞が実話をもとに作られたらしい…ことは、恐らく誰にでも容易に想像がつく。
フォーク調の曲調も、どこか柔らかい尾崎豊を彷彿とさせる歌い方も、私小説のような歌詞の世界も、そこで伝えるメッセージも、よくも悪くもそのすべてが前時代的なものだ。
彼がまさに歌うように「一生懸命やることさえも 汗水流して働くことも 馬鹿にされてしまう」この時代において、こうしたスタンス/スタイルの音楽をするということは、特別な印象を聴く者に与える。
まさに素直であることが難しい世の中だからこそ、その対極にある「一生懸命やること」を体現する彼の姿が、不思議な光を帯びて映るのだろう。
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