コピーライターが気になる歌詞

我輩はコピーライターである。 出世作はまだない。
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工藤慎太郎 『君を想う』
本当のとこは弱いから
必死に笑っているんだろ
大切なことわかってるから
いつも迷ってしまうんだろ







ユニクロのCMで気になって、そのことを忘れている風呂場でもふと口ずさんでいたりして。
それにしても最近のUNIQLOのイメージ戦略は、目を見張るものがありますね。
「この私が、私です。」
日常…の半歩先にある「等身大の上質感」を、タレントを効果的に起用しつつ、いろいろなヴァージョンでさりげなく伝える。
設定自体は、だいぶベタなところがあるものの、逆にあえてそこをきちんと突くことで、このブランド特性にはぴったりはまっているのかもしれない。
イメージを声高に塗り替えるのではなく、ちょっとだけいい雰囲気に包ませる。
そんな感じでしょうか。

閑話休題

で、この工藤慎太郎の歌。これがまたはまった。
スローテンポな上にギター一本の弾き語り。
いわゆる音が厚み的にも、時間軸でも、隙間だらけ…であるがゆえに、騒々しいテレビというメディアの中に特別な空間・時間を生み出す。
ふっと気になる映画の導入部のような映像に、穏やかな歌声が重なってゆく。


宇宙に一人きりだから
夜にさみしく泣くんだろ
優しすぎる君だから
急にむなしくなるんだろ


続いて、

過去に裏切りがあったから
すごく不安になるんだろ
涙をこぼしたくないから
目をそむけてしまうんだろ



冒頭で書いた歌詞もそうだが、相手のことをわかりすぎるくらいわかってしまう様子が淡々と語られる。
たぶんそれは、「理解を示している」のではなく「共感をしてしまう」からであって、もう一人の自分を相手の中に見ているのだと思う。
傷つきやすかったり、少し意地っ張りだったり、そんな弱いところも含めて、相手のことを想う=『君を想う』気持ちを表現している。
自分が傷ついたからこそ、相手の痛みがわかる。弱い部分を癒してあげたいと思える。

この曲のテーマは、繰り返される次のメッセージに込められている。

大丈夫いつもひとりじゃない

ここで「ひとりじゃない」というとき、それは君の中にもう一人の自分を見出している、そして自分の中にはもう一人の君がいるという意味も、含まれているような気がしてしまう。
だから、それはときに、自分に言い聞かせているようにも聴こえてくる。
僕がいる限り、君がいる限り、大丈夫いつもひとりじゃない、と。


【ラジオ番組での弾き語りです】











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