コピーライターが気になる歌詞

我輩はコピーライターである。 出世作はまだない。
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アラン 『思想と年齢』
ここに偉大な観念があるが、これはあまりに知られていない。
つまり、精神は、あれを選ぶかこれを選ぶかという点で自由なのではなく、かえって、他の運を望まぬことによって自然の事実から自由を作り出すであろう、という観念である。これによって、どのような運でも、それとして最上のものとなる。



これは、私が今までの人生で出会った本の中で3本指に入る、中野孝治『人生を励ます言葉』の中で紹介されていたアランの言葉。

「恋愛について」というテーマの中に出てくるのであるが、選択という心の動きは愛とは言えないとして、この言葉が引用されている。
そして、このように、解説をしている。

「愛とは新たに、意志の力で、運命を創造するものだ、と言ってもいいだろう。与えられたものから選択するだけの者は、自分たちの生を創りだすことができない、と。」


この考えは浪人生であった自分に、大きな衝撃と、意識の変革をもたらした。
そして人生を新たな方向へと導いた。
…そしてなんだかんだがあって、今に至るのであるが、結局は何を選ぶかではなく、選んだところで何をするのか、ということ。この言葉に出会ってからというもの、選択をするタイミングでは迷いは少なくなった。選んでからが大事だと思うようになったからだ。


…あるとき、僕の同期が会社を辞めることになった。
やりたいことを求めて、今の会社よりも規模の小さい会社への転職。
それは苦渋の決断であって、何度も考えが揺れ動いたようだ。

彼の送別会において、僕は次のように言葉を送った。

今回の転職。それが正しい選択であったのかどうか、それは僕にはわからない。
恐らく現段階では、誰にもなんとも言いようがないようにも思う。
だけどこういう風に、言うことはできる。

正しい選択をする
というのではなく、
正しい選択にする
ということ


転職した先で、がんばることで、そこで結果を出すことで、
この選択が正しかったということを証明してほしい。
選択の正誤が問われるのは今ではなくて、きっと未来でのこと。

あのときこうしておけばよかった…なんて後悔をしないためにも、
一生懸命がんばりや。

そうなんです。

人生とは、自分が過去にしてきた、すべての選択の結果である。
という風にも言える。ちょっと実存主義っぽくはあるけれども、
今の僕もきっとそうであるのでしょう。

さきほど紹介した「人生を励ます言葉」には、他にもテーマ毎に、素晴らしい言葉があふれていて、本当に名著です。これは古本屋で150円くらいで購入したのですが、こんなに価値のある150円はないな、と思った記憶があります。
下手をすれば、1万円を使ってみたところで、これ以上の価値あるものは見つけられないかもしれない、なんて思ったりもしました。

もし対談できることならしてみたい人の一人が、中野孝治さんです。
きっとコピーライターなんて…て思われるかもですけど。




人生を励ます言葉 人生を励ます言葉
中野 孝次 (1988/09)
講談社

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