コピーライターが気になる歌詞

我輩はコピーライターである。 出世作はまだない。
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HanaH 『愛されたくて 愛したいだけ』
ずっと私は道の途中で
生きてくって何?って考えてる
愛されたくて、愛したいだけ
なのに、なのに、うまく生きれない








たとえばこの曲を聞いたことがなくて、
ただこの歌詞だけを眺めてみたとき、
果たしてどんなメロディーを想像するだろうか。

きっとそれは人それぞれで、
音程もリズムも思い思いなんだろうけど、
なんとなくその響きがマイナー調であることの方が
もしかしたら多いのではないかと想像してしまう。

愛されたくて、愛したいだけ
なのに、なのに、うまく生きれない


ここにあるのは、
自分の心のままに素直に生きられない
もどかしさであったり、葛藤であったり、苦悩。
もしかしたら苛立ちにも似た想いもあるのかもしれない。

でも…
…この曲を聴いてもらえばわかるように、
特にこの詞が歌われるメロディーは
メジャーで、前向きで、力強い。とても。

とても…意味だけでたどればこの歌詞には当てはまらそうな相反するメロディーが、
逆にカウンターパンチのように心に強く響く。
歌としても、言葉としても、くっきりとした輪郭が描かれる。
スイカに塩、的な。メロンに生ハム、的な。
逆説的で、絶妙な、マッチング。

先に述べた、もどかしさというのも、
単純に目線の高さにある理想と現実の溝に感じるものではなく、
より高い、より前向きな自分の理想像と、
今の自分とのギャップに対して感じるもどかしさなのかもしれない。

そう…思えてきた。いや、そう感じられるのです。


前向きであろうとするからこその、もどかしさ。
強くありたいと思うからこそ、弱い自分に気づいてしまう。
でも、そういうのって、とても勇気がいるし、とても大切なことだと思うのです。
スマートじゃないし、かっこわるいけど、
その分、自分に嘘はない。自分らしくいられる。


戻れない過去 愛してくれた人を傷つけたの
振り返る度 せつなさが募って立ち止まりたくなるよ
歩き出す強さが欲しい



愛してくれた人を傷つけた過去は今の自分を傷つける。
けど、そんな過去に引っ張られて立ち止まりそうになる歩みを
前に進ませるのは、何よりも前に進もうとする意志。


答えの出ない問いを問い続けることも、
うまく生きれないともどかしさを感じ続けることも、
より生きている証を強く実感できる
スパイスのようなものなのかもしれない。

…と、そこまで割り切れるほどの勇気も自信もないけれど、
でも何の悩みも後悔もなく生きているより、
いろいろと悩み、傷つき、ため息をつきながら、
戻れない過去に心を鷲掴みにされながら、
それでも生きていかなければいけない今こそ、
実感しております。
たしかに、今、生きてるって。

この曲が、ここ数日、頭の中のレディオ局ではヘビーローテション。
ずっと鳴り続けています。
リクエストが。








Comment
≪この記事へのコメント≫
おひさしぶりです。
 私には…こう聞えるというような思いですが

 あの時こうしていれば…
 という後悔はないような生き方を
 常にしてきたような気がします。
 悩んでも仕方ないから、過去にとらわれるより
 今を生きたい。
 
 ―なぜそう思った?それがその時、よいと思ったから。
 …理由づけなんてそれくらいでよくて

 人がなんらかの選択を迫られたとき
 そこでの選択は、どちらを選んでもきっと
 基本的に悩みしか生まない気がします。
 そういう状況にもうなってしまっているのなら
 その前になんとかするしかない。
 もしくは
 別な角度から自分を見つめなおすことしか
 解決法ってないと思うんですよね。

 それはたしかに
 >スマートじゃないし、かっこわるい
 
 kikuさんは言うけれど、もっとも
 シンプルでわかりやすい方法だと…思うけどなあ。
 (違ったらごめんなさい)
 

 
 
 
 
 

 

 
2010/09/10(金) 22:36:38 | URL | 行人 #23d/zxvE[ 編集]
弱さのもつ強さ
 連投のコメント、失礼します。
 
 はじめに歌詞を検索して
 サッと読んで
 これはないなぁと
 単純に避けていました。
 ただ愛したいだけという言葉に
 人間の孤独がどれほど表現されているのかと。
 よい歌詞かもしれないけれど
 そこに圧倒的なパワーが秘められている
 とはとても思えなかったのです。
 
 改めてメロディラインと
 歌詞を沿って聴くと、頭のてっぺんから
 すっと縦に水を伝うような衝撃を覚えました。
 …理屈なしにいい。
 
 かなりはずれたコメントを残してしまった
 ようです。すみません。
 
 
 

 
2010/09/17(金) 22:55:29 | URL | 行人 #23d/zxvE[ 編集]
遅刻
行人さん

…すみません。遅刻しました。コメント。だいぶ。
返事ができずにいたその間、
自問自答させてしまい、大変失礼しました。

最初のコメントにも、次のコメントにも、
どちらにも頷くところがありました。
なるほどなぁ…と。
決してはずれたコメントなんかではなかったですよ。

ただ、自分で書いておきながらですが、
この記事は…なんとなく自分の中で消化不良というか
あまりしっくりまとめられた感覚がなくて、
読み直すことも二の足を踏むところがあって、
実は書きっぱなしであまり推敲しておらんのです。

そういった自分の手応えのない感じが
ちゃんと伝わったのですね。
そんな不思議な感覚を味わったりしました。

いずれにせよ…なかなかいい曲でしょ。
それだけでも紹介できたのなら幸いでした。

後悔はしないけど、
ターニングポイントを振り返り、
こうもありえたんじゃないかという人生を
夢想することは嫌いではありません。
女々しいかもですけど。
忘れられない人(女)がいるのです。


2010/09/25(土) 01:06:04 | URL | kiku #Di5TU3Tw[ 編集]
喪失感
完全にこの記事ばかり
コメントを書き連ねてしまい
すみません。

はい。私もこの曲、秘かに結構気に入ってます。

Kikuさんが記事にした違和感
なんだろうな…これはと私もまた同時に感じたわけでして
エイヤととりあえずコメントしてしまったのでした。
二度目のコメントもまたなんとなく。

この歌詞、サビの直前まで女性の視点、それも20代前半(おそらく)
で描かれているんですよね。

「人間の孤独」なんてひどくおおげさな言い方をしてしまったんですけど
私自身の年齢を考えたら、(サビを除く)歌詞だけ読む限り
なんともむずがゆいというか、恥ずかしくて
さすがにもっと現実的な悩みがあるものだし、
共感する自分もまたどうかな…と思ったのでした。

閑話休題。
Kikuさんのおっしゃりたいこと、なんとなく
わかります。
私には、そこまで想えるような方はいなかったけれど…

各々の年代ごとに、そこでしか有り得なかった、
出会えなかった、感じ得なかった…
それぞれに想いは存在しますよね。
時々、本当に(といってもその場限りなのだけれど)
ふとむなしくなって
戻りたくても、もう戻れないのだという喪失感というか
感傷的な思いになること、私にもあります。

そしてそんなとき今の自分の立ち位置を確かめることも。

2010/09/26(日) 20:25:02 | URL | 行人 #23d/zxvE[ 編集]
意味深な…
話の結び方が印象的でした。

そうですねぇ…振り返っている場合じゃないとは思いつつ、
戻れないと知りつつ、
過去に目を向けてしまうことはよくありますね。

そんなときは気持ちも後ろ向きになっているのかも。

なんとなく公私ともに
たぎるようなやる気がわいてこないのも、
中途半端に年をとったからかもしれないです。

前を向かな
と自分にツッコミを入れたいです。
関西弁で。

2010/10/03(日) 23:01:40 | URL | kiku #Di5TU3Tw[ 編集]
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