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ただ無邪気でいたくて
ただ君と同じ笑顔でありたくて
ただ素直でいたくて
ただ君と同じ涙流したくて
ただ並んで歩きたくて
ただ同じ未来を見たくて
ただ君と同じ笑顔でありたくて
ただ素直でいたくて
ただ君と同じ涙流したくて
ただ並んで歩きたくて
ただ同じ未来を見たくて
思えば…けっこう以前に「Music Birth」という番組(↓)で知ったこの曲。
…今さらながら取り上げてみたいと思います。
とても印象深かったので。
それは韓国籍である新郎と、日本人の新婦の物語。
最終的には結婚という形で結ばれる二人だが、
そこに至るまでには、新郎自身が韓国籍であるがゆえに、
彼女との結婚をためらい、ついには別れを選んだ過去もあった。
そうした実在のドラマも踏まえて生まれたこの曲。
わがままに傷付けてさよならを告げた夜
あの頃の僕はね 僕を探してた
という歌詞は、その別れを表現したもの。
遠く離れた空の下で
という言葉は、国籍の違いを端的に表したものだ。
…そんな物語を下敷きにこの曲を聴いてみてください。
サビの部分で切々と繰り返されるのは、
「ただ○○したくて」
という素朴で、身近な、特別な思い。
何も特別なことを望んでいるわけではないけれど、
そうしありふれた出来事を、一番近くで共有できる、
特別な存在でいたいという思いが溢れている。
「愛」という言葉を、あえてずっと使わずに歌詞は流れて、
でも最後に堰を切ったように、「愛」という言葉を惜しげもなく叫ぶ。
きっと根底にあるのは「All You Need is Love」。
口にしてしまうと、ありふれてしまうような
そんな気にもなるけれど、
後半までずっと使わずにきたことによって、特別な響きが生まれているような気がする。
どこにでもありふれているものだけど、
ここにしかないものとしての愛。
逃げずに、照れずに言葉にすることは、
その想いが強ければ強いほど、
実は勇気がいることでもあって。
そんな中でも、これは第三者から見ても
とても心地のよい「愛」だったような気がします。
愛…っていいよね。
ほとんど口にすることはないけど。
ときにのめりこむくらいが、ちょうどいい。
あえてなかなか口にしないのが、なおいい。
時とともにうつろい、あやふやで、とらえどころのないものだけど、
たしかなものではある。
…一生わからないくらいが、ちょうどいいような気も
ときにします。
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