コピーライターが気になる歌詞

我輩はコピーライターである。 出世作はまだない。
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ハナレグミ 『家族の風景』
何を見つめてきて 何と別れたんだろう
語ることもなく そっと笑うんだよ








なんの前触れも、特別な理由もなく、
この歌のこの部分を口ずさんでいたら、
ふいに涙ぐみそうになった。

涙はこぼれなかったけど、
目頭は2、3℃熱っぽくなったような気がする。

記憶の中で何を見つめていたんだろう?

我ながら不確かで、でもなんとなく思い当たる節はあって、
誰も見ていないのに、照れ隠しのように、
そっと笑ってしまうのでした。




…意外と言いたかったことは言えてしまった、ような気もする。
1ヶ月ぶりの更新であったり、
ここ数ヶ月ずっとそんなペースであったりすることの
言い訳も思いかないままに、
2日前くらいに感じたことを、そのまま書いてしまいました。


最後は理屈でも、言葉でもなく、なんとなく込み上げてくる
感情の綾のような淡いもの。
なんて言うのか、曖昧で不明瞭だったりするものを、
無理に明らかにしようとしたり、結論づけたりせずに、
それはそれとして、曖昧なまま泳がせておける。

そういう心の余裕というか余韻みたいなものが、
でも誰かと共有できるのであれば、それでいいじゃないか。
そういうことであっても。そういう誰かがいるのなら。

そんな感じです。
…わかるかしら。
伝わる人にだけでも、伝われば。
そういう誰かに、伝われば。

ただ、この歌は『どこにでもあるような家族の風景』と何度も繰り返すけど、
それが本当は、「ここにしかないもの」だってことを
よく知ってるから、それがよく伝わるから、
妙にせつなくなるんじゃないかと思います。
人それぞれの家族の風景を思い出して。
そんな気がします。


 キッチンにはハイライトとウイスキーグラス
 どこにでもあるような 家族の風景
 7時には帰っておいでとフライパンマザー
 どこにでもあるような 家族の風景



うちのキッチンにはハイライト・メンソールと大きめのコーヒーカップかな。
フライパンマザーはいないけど、
どこにでもありそうだけど、
でもかけがえのない、
家族の風景です。








Comment
≪この記事へのコメント≫
家族の風景
 お久しぶりです。
いつも楽しく拝読させております。
 少し感じたことがありましたので記述させていただきます。
 
学生のとき…自宅外通学者であった私は、努めて実家に
帰らないようにしていました。
 長期休暇に合わせるようにせっせとバイトのシフトに進んで入り、
家に戻らぬ口実、予定の埋め合わせをしていました。
理由は明白で、単に実家に戻ること自体に
親離れ出来ているかどうか、そんな基準にしていた節があります。

ただ社会人となって随分経った今、自然と定期的に実家へと足が向かうようになったのは
水の乱反射のように情報量の多い都会の眩い風景ではなくて視線の先に、
十年一日のようなぬくいお湯のような、変わらぬ家族が支えてくれるから
迎えてくれるから、なんだろうなぁ…といつも思います。
いくら緩やかな時間でもそれも一体いつまで続くか分かりません。
だから、ほんとははやく気付かなければいけない、かけがえがなかったのかもしれないし
大切な時間ですよね。

私のフライパンマザーは、ロールキャベツを作ってくれるんです。
以前、暮らしの手帖で連載されていた吉田篤弘さんの物語ではないけど
外では食べた事のない味、おふくろの味!
なんだかんだたった今気づいたのでした。


2009/11/25(水) 07:02:48 | URL | 行人 #23d/zxvE[ 編集]
記憶
ご無沙汰しております。
…完全にこちらの都合ですみません。
いつもご覧いただき、コメントもいただき
ありがとうございます。

私も学生のころから率先して親元から離れてしまっていたので、行人さんのおっしゃる話が自分のことのようによくわかります。

特に私の場合は高校1年生から、都内で一人暮らしをしていたので、同級生にそういう人間がまったくおらず、より家族の存在を意識して過ごしていたように思います。

人の往来も変化も激しい都会から、ふと田舎に帰ったりすると、そのあまりにそのままの変わらない風景にとまどいながらも、穏やかな気持ちになれたのは確かだったかと。

いつでも変わらないものが原点にあることで、
変わっていけたように思います。
変わらなきゃというエネルギーが生まれたような。

おふくろの手料理は…これ!といって一つを思い出すことはないですが、意外とみそ汁なんかを飲むと、ああそうだった…としみじみ沁みてくる感じがしますね。

自分の味覚の原点で、あるような気がします。
いまでも。いつまでも。





2009/11/26(木) 08:38:35 | URL | kiku #Di5TU3Tw[ 編集]
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