コピーライターが気になる歌詞

我輩はコピーライターである。 出世作はまだない。
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the ARROWS 『さよならミュージック』
桜の誓い 裏切りの夏 
横顔のムーンライト 雪を溶かした涙

巡り離れた この季節 僕らが選んだ
いまが いまが その未来だ







不器用…なのかもしれない。
けど、どうしても、いくつになっても、
大人な振る舞いができない自分がいる。

「男女間の友情」なんて、口にするのもはばかれるくらい
けっこういい年になった今でも、そんなことを考えてしまう。
自分の心の狭さに、胸がぎゅっと狭くなるような痛みを感じる。

僕の考えでは、「男女間の友情」は
関係としてはアリで、意識の上ではナシである。
単純に言えば、「女」を意識しない人とは友達になれても、
「女」と意識してしまう人とは友達になれない。
それは逆もまた然りで、自分が友達だと思っている人に
「男」として意識されたら、不自然に距離をとってしまい、
下手をすれば、不器用にも、嫌いになろうとさえしてしまう。
というか、そんな例は、ほとんどないのだけど。

よくある例とすれば、別れた人との接し方がそう。
別れの理由が、こっちから…相手から…
に関わらず、別れた人と友達になるなんてできた試しがない。

別れたら、本当に会わないように、
物理的にも徹底的に離れてしまいたい。
連絡なんてしないし、もし来ても返さない。
相手のことを考えないように…と、結局考えていることが多いけど、
関係としては、もうきれいさっぱり、冷徹なくらい、残酷なくらい、
絶対的に離れてしまいたい。
視界の片隅にすら入らないようにしたい。お互いが。

そうしないと……前に進めないから。
引きずるだけだし、もしうっかり触れたりしたら、
また感情が一気に溢れてしまいそうだから。
そして……結局また同じような別れを繰り返すだけだから。

臆病と言われればそれまでで、
大人げないと言われれば頷く他ないけれど。


"さよなら さよなら" いまの君のこと
僕は知らないけど
"さよなら さよなら" あの頃と同じ
さよならミュージック 聴こえてるかい?



だから別れた人の、幸せも不幸も見たくない。
不幸はもちろん見たくないけど、
幸せな姿も、そこに自分がいないなら、見たくない。
見えないところで、願わくば幸せになってほしい。
それは本当に心の中で祈っているから。
だから、お願いだから、目の、意識の、届かないところで
勝手に自由に幸せになっておくんなさい。

仮にその幸せに、無理して微笑むことくらいはできたとしても、
それが嘘であることは自分が一番知っている。痛いくらい。
それがついてもいい大人の嘘だとしても、
自分の子供心はわかりやすく傷ついている。


君と似た娘が 好きで 見つけては 蘇る
胸の温度も 許した意味も 失くしたものも



わかっていても、何度も繰り返してしまう。
忘れようとしても、何度も思い出してしまう。
思い出すたびに、感情が蘇ったり落ち着いたりして、
そうして摩耗するうちに、ビデオテープが擦り切れるように、
記憶を不鮮明にしようとでもしているのだろうか。
意識しまい、ということが意識していること、そのものなのに。
最後の最後に、疑う自分だけは疑えないように。


桜の誓い 裏切りの夏 
横顔のムーンライト 雪を溶かした涙



四季の表し方はいくつもある。過ごし方も。忘れ方も。
重ねた季節を振り返りながら、共にいられない季節を憂う。
でも、それも選んだ結果。それが選んだ未来。


巡り離れた この季節 僕らが選んだ
いまが いまが その未来だ



あのときどんな未来を選ぶかなんて、
きっとわかっていなくって、でも選ぶしかなかった。
というより、選んだその時には、1秒先の未来も
見えていなかったのかもしれない。
戻れない過去と、先のない未来を、つなぐだけのいま。
それしか持ち合わせていなかった。
それでも、やっぱり、あのとき選んだいまが、
いまが、その未来なんだと思う。
望むと望まないとに関わらず、
そう思うより他には、ないんだと思う。







Comment
≪この記事へのコメント≫
電流。
はじめまして。
ふと気になると拝見してます。

昨日、バッタリと街中で以前お付き合いしてた人に会いました。しかも4年ぶりに。

一瞬気づかない彼に知らんフリしようかとも思いましたが、向こうも気付き“シマッタ”と思いつつ平常心で「わぁ久しぶり!」っとヒトコト。
通り過ぎました。
彼の後ろに女の人がいたのでほんの2秒だけ目が合った程度。お互い名前を呼べば、後ろの彼女にどんな仲だったのかなんてきっと分かってしまうから・・・

自分からサヨナラしたのだからかもしれないけど
別れた人の、幸せも不幸も見たくない。
不幸はもちろん見たくないけど、
幸せな姿も、そこに自分がいないなら、見たくない。
見えないところで、願わくば幸せになってほしい。
それは本当に心の中で祈っているから。

とても共感し、電流の走るセリフです。
いま心がビリビリしてます。

4年前に5年もの恋に別れを告げるときに心の支えになったフレーズ。
サヨナラから はじまることが
たくさん あるんだよ

いまが未来である自分に笑顔でありがとうを。
2009/10/07(水) 12:05:59 | URL | Fuko #-[ 編集]
それは…
…それは、大変なエピソードですね。
読んでビリビリしました。
はじめまして。

なんていうのか…それはよくわかります。

昔、別れた人ともし再会したとしたら、君は、僕は、どんな顔をするんだろうか…みたいなことを考えてたことが思い出されます。

僕が本文に書いた願いというのは、
情けないけど、やっぱり本音ではあって、
でもどうしても目に入る距離にいてしまうことも
あったりして、それが、本当に、しんどい。

本音では、早くどっかに行ってしまえばいいと
思っているけど、そんなこと言えないし、
できないですし、ね。
でも…本当に消えてほしいとは思ってしまうんです。
我ながらひどいし身勝手だとは思うけど。

それは大切に思えたときの記憶に消えてほしくないからなんですけど…それも身勝手ですかね。

接触しないですむなら、
もうこの世にはいないんだ、と思い込もうとします。
それは僕の生きる世界という意味でのこの世で。
だから…そういう意味ではない、僕の生きる世界ではないという意味での、あの世で(つまり自分のあずかり知らぬこの世で)、幸せに過ごしてくれればと願うわけです。
そのとき、あの世の情報はこの世には入ってこない。
いいニュースも、悪いニュースも。
そんな妄想じみた夢想を、頭では馬鹿らしいと思いながら、心は必要としていたりする。
あとは、それは過去になるけれど、自分の記憶の中にはいつまでも存在しているのだから。

もはや…大人とか子供の問題では、
ないのかもしれませんね。

おじいちゃんになっても、思っていそう。

まあもしおじいちゃんになってもそうなら、
そう思ったとしても、
そう思えることも悪くないと
思えるようになっていればいいけど。

2009/10/10(土) 01:58:39 | URL | kiku #Di5TU3Tw[ 編集]
サヨナラからはじまること
異性の友人の結婚式に出席したことがあります。

さらに言うと、別れた恋人の結婚式にも・・

共通の友人の結婚式で別れた恋人とばったりなんて経験もあります。

自然に笑える事ができたけど、胸の奥が
ほんの少しうずいたのを覚えています。


「男女間の友情は基本的には存在する」と思っています。
相手によっても違いますが。。。

別れてからも良い友人関係を続けている人。
別れてしまったら決して友人には戻れない人。

どの人も、一度は好きになった人だから、
ずっと幸せでいてほしいです。

「幸せになるなら、見えないところで、知らないところで」って
強がって見せても、結局は幸せになってもらいたいって願える人は、
きっと素敵な恋愛をしてきたんだろうなと感じます。

自分が幸せじゃなきゃ、相手の幸せなんて願えないもの・・・




2009/10/11(日) 18:19:50 | URL | がんも #Lk84Cx12[ 編集]
人恋しい
季節の移ろいと心の移ろい
どちらも自然な響きであり、共鳴しあうものなんですよね。
いつだったか
「秋って人恋しくなりませんか?」
当たり前のことに
私もまた自然に頷いたことを思いました。
また、“ヒトコイシイ”と
響きだけ聞くと、気恥ずかしく、
ほんとうに寂しいものに聞こえるけれど
ほんとうにそうなんだよなぁと
日本語のおくゆかしさを感じたりもしました。
そこにあるのは
とりわけ何をするでもなく、一緒にいる、一緒にいられる
存在感、存在の確かさなんですね。

追伸
連続投稿になってしまうかも…と思ったら
すでに、返信コメントが入っていて、
びっくりしました。
いつもしょうもないコメントばかりで
なんというか、恐縮です。
2009/10/17(土) 21:01:49 | URL | 行人 #23d/zxvE[ 編集]
不在の不幸
幸せと一言で言っても、
きっとそれこそ、人の数だけ幸せの形はあって、
その大小も、強弱も、比べられるものではないと思います。

人それぞれに、それぞれの幸せを見つけていくしかないんだろうけど、
その人と自分との間にしか存在しなかった幸せもあるんだと思います。

つまりは…そういうことで。


その人が、誰とどんな幸せを築くのかはわからないけど、
きっと、たぶん、もしかしたら、自分との幸せよりも、
もっと素敵なものかもしれないけど、
そこに自分が不在である限り、その人を直視することはできない。
完全に独りよがりで、わがままなで、子どもっぽいのはわかってるけど、
どうしてもそう思ってしまうような気がする。

自分は自分で、その人はその人で、進むためにも。

個人的な話を重ねて恐縮ですが、
そういうことがやっぱりあって、
…やっぱりうまくできませんね。

願わくば早く視界の隅からも消えてほしい。
意識しないですむ距離まで離れてほしい。
それはお互いにだけど。
向こうが無理なら、自分がそうすればいいだけだけど。

もし仮に、その後自分が幸福になれたとしても、
そういう意識は、そういう意識のまま
残っているようなところは、あると思います。

あると…あるんです。

2009/10/27(火) 12:26:49 | URL | kiku #Di5TU3Tw[ 編集]
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