コピーライターが気になる歌詞

我輩はコピーライターである。 出世作はまだない。
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aiko 『milk』
もっと心躍る世界が
すぐ隣にあったとしても
乱れたあなたの髪に触れられる
この世界がいい






強烈…ですね。
このフレーズ。

これがこの曲の一番最後の歌詞になるのですが、
そこに至るまでにも、いくつかいいパンチをもらいながらも
こらえながら、最終ラウンドまでたどり着き…
…これで完全にノックアウトです。

カウント10を数えるまでもなく、仰向けに白目をむいてしまいました。


…ちなみに、途中のラウンドにあったいいパンチというのは、

「ねぇ 目を見て ねぇ 口見て」

…「目を見て」は理解できても、「口見て」は、どう理解すればいいのでしょうか?
 あらぬ想像さえしてしまいそうになるほど、なんとも不思議な願望です。


「明日と今日は一緒になれない」

…これは当然の事実ながら、こういう視点で言われると思わずはっとしてしまいます。
 無意識のうちに地続きのように感じられる今日と明日を、明確に断絶。
 たとえば今日一緒にいれたとしても、明日はそうとは限らない、と。うーむ。


そして、最後のフレーズについて。

もっと心躍る世界が
すぐ隣にあったとしても
乱れたあなたの髪に触れられる
この世界がいい


…これは、なんと言ったらいいんでしょうね。
言いたいことは、きっと説明する必要もないくらい、よくわかる。

ただ、ここまで言い切れる胸を締めつけられるような強い想いや、
一般的な幸福のカテゴリーからはずれてでも、
手に入れたいと願う刹那的なシーンというものには、
きっとそういう状況に身を置いてみないと
理解はできても、共感はできないんじゃないかと。
そんなことをまずは思いました。

「誰がなんと言おうと…」や、
「自分でもわかってるけど…」が、
その行間には確かに込められていて、
そういう思いがあるからこそ、逆説的に、
「そこを振り切ってでも…」と、
それだけ強い想いであることを表明している。

そして「乱れたあなたの髪に触れられるこの世界」が、
刹那的で、脆く、いつまでも留まることができない世界であることを
実は知っているからこそ、それだけ執着できるのかもしれない。

…なんて思いました。
思い…至りました。

はい。





Comment
≪この記事へのコメント≫
さんどめまして
前回のお返事には、完全にノックアウトされた私です。
包容力に甘えて、また来てしまいました。すみませんm(__)m

最後のフレーズ、本当に強烈ですね~。
(kikuさまに教えて頂いて気がついたのですが)

週末のデートだけでは足りない私には、共感できてしまうフレーズです。
平日に愛を重ねると、翌朝辛い。
「自分でもわかってるけど…」です。
しかし、男性はどうでしょう。
電話をすれば渋々でも来てくれるけど、ちゃんと明日を見ているんです。
奴ら(愛を込めて)は現実にしっかりと生きていて、憎たらしい。
でも、そこが男性の魅力なのかな…。

女性(私)は男性に、めちゃくちゃにされたいのに。
もっと心躍る世界がすぐ隣にあったとしても…。

2009/03/12(木) 22:10:24 | URL | miyuki #iMK0FLrs[ 編集]
さんどめました
強烈な…コメントありがとうございます。
ウブな私には刺激が強すぎたのでしょうか。
さっきから鼻血が止まりません。

仕方ないのでキーボードに血をたらしつつ、
ティッシュを鼻に詰めながら、
これを書いています。

あまりに大人なコメントに
うろたえてしまいそうですが、
ちゃんと明日を見ているのは
むしろ女性の方に多いような…
気もしています。

けっこう、それでもやっぱりリアリストなのは
女性の方で、近い未来をしっかりと見ているような。
逆に男性の方は遠い未来ばかりを
見てしまいがちのような、
そんな気もしていますし、
そんな話をどこかで聞いたような
そんな気もしています。

…もう一度コメントを読み返してみたら、
また鼻血が出てきそうだったので、
このへんで失礼いたします。。

ありがとうございました
2009/03/14(土) 14:22:15 | URL | kiku #Di5TU3Tw[ 編集]
僕も鼻血でました
僕も女性の方が『明日』をしっかりと
見ているような気がします…。

それは僕が頼りないからなのかもしれませんが(苦笑

この曲、フレーズもいいですがメロディも良い感じですよね。
最近の曲はあまり聴かないんですが、久しぶりに良い曲だなぁと思った曲です。
2009/03/15(日) 16:31:45 | URL | Tぞー #At2ofpOU[ 編集]
そうですね♪
鼻血の責任を取りに来ましたょ。うふ。

実は私、付き合った男性は少ないです。しかも、長く付き合ったのは(いるのは)、たった二人。
「奴ら」というのは、このたった二人を指していたんですね^^;
彼等に共通しているのは、自分も大切にし、相手も同じように大切にするという点です。
多分私は本能的に、自分のことをめちゃくちゃにするような人を、選んでいないのだと思います。
なのでこのことからも、お二人がおっしゃるとおり、女性(私)はリアリストと言えますね☆

…素敵なコメントを残せないので、この辺で。。

ありがとうございました♪歌詞から逸れてますね…すみません。。

もう最後ね☆恥ずかしいのよ。もう。

2009/03/18(水) 12:48:41 | URL | miyuki #iMK0FLrs[ 編集]
雑感
あまり指摘するような方もいないでしょうし
個人的に感じていることで、同意を得られるような
ものでもないと思うのですが

本曲を聴いて私が連想したものって
現代美術家の「奈良美智」さんの画なんですよね。

氏が描くようなおしゃまな感じの女の子の絵と
かぶるわけではまるでないのですけど
“見た目は幼いけれど、はっちゃけ具合はすごいよ“的な何かというか…

インスピレーションとしてそれが、「milk」というタイトルがもつものなのか
―随分前、横浜で観た同作家の白を基調とした絵画展の印象とも
重なるような気もするような気もします。

ともあれ
ちょっと漠然としすぎているので、機会があれば
(個人的に)別の場で文章化したいです。
歌詞としてはネットで
いろいろな方が様々な解釈をされていますね。

♪雪もミルクも霞む 静かでスロウな
形容が心地いいです。
「slow」が「mellow」でもあり、また「snow」を連想するんでしょう
よくはわからないけれど柔らかく包み込むような情景をコンパクトにまとめてしまう。

タイトルにあるmilkという語句も歌詞のその一箇所にしか出ない。
けれど白から連想するような淡い想いなのかと言えば、
歌詞全体、曲調からいって、とっても情熱的な想い。
なにはともあれ…aikoらしい一曲です。



2009/07/11(土) 04:38:31 | URL | 行人 #-[ 編集]
遅ればせながら…
コメントの確認がすっかり
遅れてしまいました。
失礼しました。。
昨日まで実家に夏休みで帰郷していたりも
して、
そして今朝その実家に地震があったりとかもして…とか、
まあ1ヶ月近くも放置した理由にはなりませんが。

奈良美智の世界観とのリンクとは
面白い捉え方ですね。
その発想はもちろんなかったですけど、
言われてみるとそうかもと思ってしまう
ところがありますね。

僕はさほど詳しいわけではないのですが、
ああいう独特の世界観が個人に生まれて、
それがいろいろな捉え方をされながら
世界中で評価されていくという
その感じに、興味があります。

個人的なものが普遍性をもつ、
その理由はなんなんだろうと。

時代が違えば違ったのか、とか。

そういう興味がつきません。

2009/08/13(木) 14:48:41 | URL | kiku #Di5TU3Tw[ 編集]
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