コピーライターが気になる歌詞

我輩はコピーライターである。 出世作はまだない。
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ユニコーン 『すばらしい日々』
君は僕を忘れるから 
その頃にはすぐに君に会いに行ける







…なぜに?
この歌詞を聴いたときに、直感的に生じた疑問。
そしてその疑問をそのままに放置してきた10年近い年月。
そんな中、16年ぶりに再結成したという報道。
その話を聞いて、調べてみたらあっさり判明した真実。
そういったことをすべて含めて
…なぜに?

はじめからタネあかしをしてしまえば、この歌詞の意味は、
先に脱退するメンバーに向けてメッセージ。
詳しくはコチラ⇒「すばらしい日々の意味は?_Yahoo知恵袋より」


僕らは離ればなれ たまに会っても話題がない
いっしょにいたいけれど どにかく時間がたりない


こうした描写も、解散を前にしたバンドの様子だと思って眺めれば、なるほどと合点がいく。

人がいないとこに行こう 休みがとれたら

なんて歌詞、いいですね。大学生のときの実話をふいに思い出してしまう。

クリスマスイブを明日に控えたその日、関西に在住していた私は、
イルミネーションを見に行きたいという彼女を諭し、
逆に、京都に寺めぐりに行こうと力説していました。
そんな人ごみに自ら向かうなんて、自殺行為だと。
クリスマスという宗教的なイベント内容からして、
逆にお寺が穴場なはずだから、
逆に初詣のときにはイルミネーション的なものを見に行こう、と。
そうした…ことが原因だったんですかね、結局お寺には行きませんでしたけど、
結局あんまりいい思い出としては残っていないですね、その冬のことは。


…さておき。

すばらしい日々だ 力あふれ すべてを捨てて僕は生きてる

なんて歌詞も、普通に素通りできない、意味の凹凸感がなんとも心地よい。
所有するものを捨てた方が豊かになれる、といったような清貧の思想なんかではなく、
自らを取り巻くものに執着することなく、すばらしい日々だと表明してしまう
開き直ったような力強さと、自由とがここにはある。
とにかく、元気がわいてくる。向こう見ずな、前向きな、気分になれる。
後先考えずにいるときの、酩酊状態のような、なんとも言えない開放感があるような気がしてます。


そして気になる歌詞。

君は僕を忘れるから その頃にはすぐに君に会いに行ける

…はじめにタネあかししたように、これはバンドメンバーについての話だとわかった上でも、
ここから恋愛にまつわる話をどうしても想像してしまう。…それが人って生き物です。

つまり、今はわだかまりがあったり、未練があったりして、会うことはままならないけど、
時間が経って、今の感情が消えてしまえば、また新しい気持ちで再会できるだろう、
とそういうことになるのだろうが、…果たしてそうなのだろうか?
それに、「すぐに」というところもけっこう気になる。
「すぐに」という言葉に込められているのは、
今すぐにでもすごく会いたい感情なはずなのに、
それでも「君が僕を忘れる」まで待とうというのだから、なんとも屈折した感じ。
それくらい相反する複雑な強い思いがあるということにしても…なんとも鬱屈とした感じだ。

いずれにせよ、忘れてしまいたいほど強い想いというのは、相当なものだ。
そしてようやく忘れられた暁には、きっともう会いたいとは思わないだろう。
というか、思えないだろう。…それが恋愛感情であった場合は。
会ってしまったら、きっと同じ想いがよみがえってしまうだろうから。
そして、同じような思いを繰り返してしまうだろうから。
…それが恋愛感情であった場合は。

ただそれが友情についての話なら、それはまた別の話。
時間がわだかまりを氷解させ、それぞれを人間的に成長させるなら、
再会もありうるんだろうと思う。
それほど、絶交なんて、みんなが口にしてるほど、できるものでもないし。

だから友情と愛情というのは、同じく他人に向けられた特別な感情だとしても
やはり似て非なるものなんだなぁと、改めて思い至った次第です。

だから、もし恋愛の場合でも再会があったとしたなら、
そのときは恋愛感情抜きの、友情としての再会になっているのかもしれませんな。
でも、片一方はそうでなかったりして、ふいに懐かしい面影に、胸がうずいたりして、
苦しんだりするんでしょうな。

ええ。こういう場合、男の方が、えてして引きずるものです。
ええ。そうなんです。






Comment
≪この記事へのコメント≫
ユニコーン復活!!
この間の行人様のコメントタイトル「maybe blue」に過剰に反応して、
思わず横レスをしてしまおうかと悩んでしまいました。
場違いですね。。失礼しました。

16年の年月を経て「ユニコーン」復活!!驚きです。
世代的にはストライクなのですが、
「すばらしい日々」をはじめその曲を聴いたのは既に解散後の事でした。

同世代が集まると、カラオケで誰かしら歌いだし、
そして大合唱になっていました。
「大迷惑」「働く男」「おかしな二人」「ヒゲとボイン」
「服部」「すばらしい日々」「ペケペケ」ユニコーンの多くの曲が、
タイトルからして気になります。

あまり深く考えた事がなかったのですが、
その歌詞は確かに???が並びます。

矛盾があっても、奥田民生氏の声とメロディと
飄々とした感じが、どこか納得のいくものに変えてしまうのでしょう。
ユニコーンメンバーの変り様と、変らない様どちらも楽しみであります。
2009/02/20(金) 18:22:42 | URL | がんも #Lk84Cx12[ 編集]
再結成される時代
今朝たまたまリンドバーグも復活するニュースを見たりして、そうかぁ…と感慨にふけっていました。
その10年位前というのは、まだ音楽が共時性をもっていた時代なんだなぁと。
今の時代はバラエティが多岐に渡りすぎてしまって、逆にそういうものを感じにくいのかもしれない、なんても思ってしまいました。

いずれにせよ、独特&不思議な歌詞とメロディは、やっぱりどうにも心地よい。
新しいアルバム、聴いてしまうかもしれません。
そしてまた、ここに書いてしまうかもしれません。
2009/02/23(月) 13:36:56 | URL | kiku #Di5TU3Tw[ 編集]
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