コピーライターが気になる歌詞

我輩はコピーライターである。 出世作はまだない。
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GO!GO!7188 『ふたしかたしか』
確かなこと1つずつ集めてここまで来たのに
前だけを見て生きるにはあまりに不確かなことばかり







お久しぶりです。
1ヶ月以上更新せずにいたために案の定、変な広告が入ってきたので
慌てふためいて更新を試みます。

テレビでPVをチラ見して、印象的な言葉だったので、
このアーティストのことも、この歌のことも、
よくわからないままに、単純に「気になる歌詞」として、
今回はこの言葉を取り上げさせていただきます。


確かなこと1つずつ集めてここまで来たのに
前だけを見て生きるにはあまりに不確かなことばかり


せやねん…
と、煙草を深く吸いすぎたときにできるような深い皺を眉間によせながら、
思わず関西弁で呟いてしまうこの納得感は、なんなんでしょう。

この世でただ一つ確かなことは、
確かなことなど何一つないということだ


なんて、どこかの誰かの名言めいた言葉を思い出してしまいます。

今の自分は、すべて過去に自分がしてきたすべての選択の結果である―
なんて実存主義者ぶるわけでもないですが、
確かに今ここにいる自分は、すべてが確かなことではなかったにせよ
1つ1つの事実を積み重ねて、紆余曲折を経て、よくも悪くもかくあるわけで。
だけど将来どうなっていくのか…というよりも、今ここにこうしていることそれ自体も
どこか不確かな感じがしてしまう。
この感じ、なんなんでしょう。

特別に不満があるわけでも不安があるわけでもないですが、
振り返ればやっぱり過去にはいろんな偶然が多すぎて、
そして今ここにこうしていなければいけない必然性が少なすぎて、
どうにも不安定な感じはありますよね。
どうにでもありえたんじゃないか、なんて思えてしまう。

それに、子どものころ教わった善悪の区別とか、人として正しい在り方とか、
大人になればなるほど、そういったものだけではやっていけないことが
リアルに見えてきてしまう。
むしろ、そうした理想が現実とはあまりにも乖離しているから、
逆説的に大人は子どもに語るのだろう…なんて見方をしてしまう
…のは、ちょっとセンチすぎますかね。

前を見ても不確かなことばかりで…
…でも、それだからこそ、人生には生きる意味があるのかしれませんね。
すべてが決まってしまっていたとしたら、あまりにも息苦しい。生き苦しい。
不確かだから、不安ではあるけど、人は前向きに生きていける。
そんな気が、書いているうちにしてきました。


ちなみにこの曲、出だしの歌詞も印象的。

わからないことって減らないもんなんだな
扉を開けたらまた次の扉があるだけ


これなんかは、すぐにラ・ロシュフーコーの名言を思い出してしまいました。

われわれは生涯の様々な年齢にまったくの新参者としてたどりつく。
だから、多くの場合、いくら年をとっても、
その年齢においては経験不足なのである


そうなんですよねぇ。
三十路とかいっても全然大人になれた気がしません。
30歳の経験を積んで、ようやく板についてきた頃には、31歳になってしまう。
そうした経験を、毎年毎年くり返してきたような気がしてなりません。
まあ、それが年を重ねるということなのかもしれませんけど。

…結局。。。何を言いたかったのか、よくわからないままに
もう語るべきことは残されていないという状況でございます。
珍しく、少しマイナス思考気味なことを書いてしまったような
気もして、軽く反省しています。

なので、最後に、ついでに、ラ・ロシュフーコーのこんな言葉を。

人間は、自分が考えるほど不幸でもないし、それほど幸福でもない。


ですよねぇ。
少なくとも、変な広告は消せたので、よしとします。
おやすみなさい。









Comment
≪この記事へのコメント≫
「ふたしかたしか」…はじめまして、ワタシそのアーティストが大好きなモノです♪その曲には、真実があるから…だから通りすがりでも誰かの心に残るのでしょう。このバンドの作詞をしている「ノマアキコさん」のブログにコメントしていたアタシには、この曲が沢山の言葉達から紡ぎだされた真実をさがす曲だと言うことが分かりすぎる程分かるので…とても大切な曲なのです。言葉にするととても曖昧。でも、耳で、言葉で伝えきれない黒でも白でも無い、グレーの部分が想像を越えて、人それぞれの何かに触れる…「ふたしかなもの」…もし、機会がありましたら、他の彼女の詞や曲達を聴いて見ていただけたら嬉しいです♪長々と失礼しました。音楽も出会いです♪
2009/01/22(木) 10:57:49 | URL | ケイ1496 #-[ 編集]
⇒ケイ1496さん

コメントを読んで、このアーティストへの、そしてこの曲への、強く深い思い入れが伝わってきました。

このアーティストについては、恥ずかしながら今までほとんど知らなかったので、これから少しずつチェックしていきたいと思います。逆に、これからはじめて体験できると考えると、うれしいような気もしてきます。

このブログでとりあげる楽曲についても、最初に惹かれる理由は、意外となんとなくのニュアンスだったり「ふたしか」なものですが、あらためてメロディーや歌詞に触れてみるとその理由が「たしか」なものに感じられてきたりもします。

もしかしたら、そうした体験を誰かに共感してもらいたいという思いが、
このブログを続けている理由なのかもしれません。…たしかではありませんが。

ただ、このブログの存続については、
どこまでいけるのか、だいぶふたしかではあります…

2009/01/22(木) 14:32:59 | URL | kiku #Di5TU3Tw[ 編集]
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