コピーライターが気になる歌詞

我輩はコピーライターである。 出世作はまだない。
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トータス松本 『涙をとどけて』
積み上げた雑誌と 将来の夢
「泣けるよ」と言われて借りたDVD
買ったっきり一回しか履いていない靴
ポタポタと落ちる蛇口の水
やけくそのカラオケ 笑えないテレビ
そんな日々をただ僕は泳ぐ
だけど希望もそれ以上の意地も
ここにちゃんとある この胸に







日常の風景。毎日の情景。
変わり映えのない日々を
色のないありふれたモノを羅列させて、
空気感も含めて描ききっている。


「泣けるよ」と言われて借りたDVD
買ったっきり一回しか履いていない靴


誰にでもなんとなく思い浮かぶこうしたモノは、
即物的であるからこそ、生活の匂いのようなものが漂ってくる。

そんな中で冒頭の、

積み上げた雑誌と 将来の夢

という対比は、その意味としてのコントラストが強いだけに、逆に、

積み上げた雑誌 ≒ 将来の夢

という印象を与える。

積み上げた夢 ≒ 将来の雑誌

と入れ替え可能のような印象を。


それでも、こうしたモノに囲まれたそんな日々、

そんな日々をただ僕は泳ぐ
だけど希望もそれ以上の意地も
ここにちゃんとある この胸に


と秘めた思いが僕にはある。
そうした思いがある限り、そんな日々にも絶望しないのかもしれない
いつかそれは乗り越えられるもの、塗り替えられるものとして、
今を見つめている。

ただ、「それ以上の意地も」とここに書こうとして、「それ以上の維持も」と最初に変換されたのは、なにか暗示的な意味をもつように思う。我ながら勝手ながら。

こういう胸に秘めた思いがあるから、こういう日々を維持し続けてしまうのかもしれない。
そういう思いがなければ、もっと現実的にそんな日々を改善しようとつとめるだろうから。
ただ、そのどちらがいいのかはわからないけれど・・・

「意地が維持させてしまう」日々のことを、思った次第です。










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