コピーライターが気になる歌詞

我輩はコピーライターである。 出世作はまだない。
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斉藤和義 『僕の見たビートルズはTVの中』 その2
欲しい物なら
そろい過ぎてる時代さ
僕は食うことに困った事などない







子どもを一番不幸にする確実な方法は、
いつでも何でも手に入れられるようにすることだ。



ルソーの有名なこの言葉は、もしかしたら現代を睨んだ予言であったのかもしれない。
ニート、アダルトチルドレン、ピーターパンシンドローム。
新しい言葉が生まれるたびに、確実に失われていくものがある。
その代償は、現在ではなく、未来においてこそ、払われるものなのかもしれない。
これらの新しい言葉が、暗い未来を示した予言にならないことを、ただ祈るばかりだ。


斉藤和義のデビュー曲である『僕の見たビートルズはTVの中』は、
流行に浮かれ、ぬるい空気の中で幅を利かせている、
いわゆる「主流派」に対するアンチな視線で描かれている。

斉藤和義は自身を、その主流派とは違う立場であることを匂わせながら、
それでも「ひねくれてるばっかじゃ能がない」と自己批判を試みる。

世界に貧しい人がいる。その事実は理解できても、実感することはできない。
自分がそうした問題意識を胸に抱いてみたところで、
結局そんなことを考えもせず流行に浮かれている連中と
なんら変わりがないのではないか、という自己批判がここにはある。

自分が恵まれた社会に生きている。ただそれで幸福か?という自問自答がここにある。
恵まれているかどうかも、幸福か否かも、相対的なものでしかないという認識が、
「お互い棚の上にのぼりゃ神様さ」という達観に至っている。




…ちょっと前に書いてみた、ちょっと堅い文章です。
 うーむ。まじめだ。。
 せっかくなので、ブログにも、というわけです。


※この曲、気づいたら前にも書いていたんですね。
 今さっき気づきました。(2008年8月5日)
…ということで、遅ればせながら「その2」とさせていただきます。









Comment
≪この記事へのコメント≫
あの頃は良かったなあ・・・

分かる気もするけど、
タイムマシーンはない・・・

10代の頃に聴いた時には
感じなかったものが
20代、30代と年を重ねるにつれて
見えてきたりします。

「あの頃は良かったなあ」と
感じてしまう年齢になったのか
と思う反面、「良かった」と思える
人生を歩んできたのだとも思う。






2008/06/02(月) 17:47:55 | URL | がんも #Lk84Cx12[ 編集]
あの頃
なるほど。。

あの頃はよかった…という響きには、今と比較してよりよかった、というニュアンスが含まれてしまうような気もしますが、タイムマシーンに乗って戻ろうとは思いません。

たぶん戻ったところで、今と同じような人生を選ぶような気もしますしね。

未来から振り返って、あの頃はよかったと思える今を生きることが、大切なのかも知れませんね。

2008/06/03(火) 18:45:10 | URL | kiku #Di5TU3Tw[ 編集]
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